増刊 かわらや日記

巫夏希の日常

板チョコ型ゲームハードの企画書を書いた話。

こんばんは、かんなぎです。

Switch、面白いですよね。ゼルダはもう60時間くらいプレイしてるでしょうか。とにかく携帯機モードとTVモードの切り替えにストレスを感じないってのが素晴らしい。

 

んで。

 

ふとPCの整理していたら、就活の時に書いた企画書が出てきたのでアップします。

たぶん、落ちたから、別に公開しても良いと思うんだけど…。うん。

 

1.概要

 世の中には画面を二つに分けるハードなどというのはありますが、ゲーム機本体を幾つかに分割することができるハードは今までにはなかった。今回の企画書では、新しいゲームハードとしてこれを企画する。

 

2.仕様

 大きさは未定であるが、12粒にセパレート出来るハードとなっている。大きな一つのハードを、12の小さいものに分割できる。

 

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                図1 板チョコ型ゲームハードのスケッチ

 小型にセパレート出来る一個一個については、内枠は存在せず、いわゆる極限までに画面を広げたタブレットのような形として設定する。

 以下にセパレート前、セパレート後のハードについて、ある程度の概要を述べる。

 

2-1.セパレート前のハード

 スケッチは図1による。大きさはセパレート後のそれぞれのハードを十二個くっつけた程を想定しているが、あまり大きすぎないサイズを想定している。コンセプトは『セパレート前は家で据え置き機のように遊び、セパレートして外で携帯機のように遊べる』としており、テーブルの上で家族と遊べるソフトを想定している。

 操作は凡てタッチパネルで行う。画面全体がタッチパネルになっており、大きめのタブレットのような形となる。(ただしセパレート前の場合、型は存在する)

 また、画面を二つに分けて対戦するゲームなどを考えている。

 セパレート前のハードとテレビと通信を行うことで、「実況モード」のようなシステムを考えている。これは、テレビの大画面で対戦を見ることが出来るということである。

 またゲームだけではなく、実際にタブレットのような使用も考えている。例えば、ソフトは追加でハードに入れることが出来るようにする。セパレート前のハードにのみ使用出来る型(これはハードの形状を維持するために必要である)に記憶媒体を内蔵し、これに保存することでゲームがプレイ出来る。

 記憶媒体は内蔵されているもの以外にSDカードや、USBを用いた外部の記憶媒体も採用する。これは当ハード専用のゲームのみならず、ダウンロード版ソフトや、パソコンにて操作出来るゲーム(それぞれSDカード及びUSBの接続を行う)が当ハードでプレイ出来るということを考えているためである。

 

2-2.セパレート後のハード

 大きさはスマートフォン程の大きさで凡てがタッチパネルとなっている。そのため躍動感のあるゲーム画面になると想定され、またジャイロセンサーを搭載することで、さらに躍動感が増すゲームができるものと考えられる。

 記憶媒体は内蔵されているもののみと考えており、そのためメモリの容量に応じてはプレイできないゲームもあると考えられる。しかし、後述するソフトの形式及びハードへのソフト読み込み方法により、それは解決するものとみられる。

 

3.ソフト形式及びソフト読み込みの方法

 ソフト形式については、セパレート前についてはディスクとし、セパレート後にはカートリッジタイプとする。ディスクはセパレート前にのみ使用する型の方にディスク読み込みの機能を置き、その動作を各画面に送り込む形とする。セパレート後のカートリッジは差し込み型を想定している。

 

4.ハードの他機能

4-1.インターネットブラウザー

 ハードはゲームハードのみでなくインターネットブラウザーを標準搭載し、まさしくタブレットのように使えることが出来るようにする。また、ボタンがないため、ブラウザ起動時についても直接タッチパネルから操作することが可能である。また、既存ゲーム機に搭載されているインターネットブラウザーとは違い、Adobe Flash等のプラグインを使えるようにし、タブレットとほぼ同じような感じにする。

 

4-2.クラウドによるセーブデータ保存とその互換

 さらにインターネット上にセーブデータを保存しておくことで、Wi-Fiを介してセパレート前のハードでもセパレート後のハードでもプレイできるようになる。ただし、セパレート前のハードとセパレート後のハードでは性能に差異があるため、操作できるものが制限される。

 この場合、サーバーは会社内に置く必要がある。個人でそれを持つ場合は常時活動しておかねばならないため、そう容易ではない。

 

 

4-3.ペイントソフト

 また、当ハードではペイントソフトを標準搭載することを考えている。ただし、これはセパレート前のハードのみに限り、セパレート部分の段差を考えないようにする薄膜(これはハードに付属される)を貼り付けることで滑らかな平面が形成されることとなり、そこに専用タッチペン(こちらも付属される)を用いて描画する。また、描いた絵はインターネットブラウザーを介してSNS等に投稿することや、4-2項にもあったクラウドに保存しいつでも見たりすることが出来る。また、共有機能を用いれば共有されたメンバーのみで見ることも出来る。

 

4-4.歩行時のゲーム制限アプリケーション

 こちらはセパレート後のハードのみ、ユーザー側がオンオフの設定が出来るようになっている。セクション名とおり歩行時にゲームをやろうとするとハード側で注意文を出すものである。ハード側で使用を停止させるなどの強い効力は持たず、あくまで定期的に注意文を出すのみとする。

 

 

5.ゲームの難易度について

 このハードは板チョコ型であり、ゲーム難易度もチョコの名前に準ずるものとする。

(例)

 スイートチョコモード:通常よりも難易度は低い。お助けキャラが出たり、コースが単調となったりなど。

 義理チョコモード:通常よりも難易度は高い。体力が半減のままでスタートしたり、コースに新たな仕掛けが登場したりといった、新しいコースで遊べたりするなど

 

6.ビジョン

このゲームハードの将来のビジョンとして、『教育現場へのゲームハード導入』を考えている。前述したペイントソフトを利用し、こちらをノート代わりに用いたり、電子黒板の代わりとしたりすることで教育現場の紙資源を削減することにも成功するし、従来の教科書やノートを用いた授業スタイルよりも『より身近にある』ゲームハードで勉強を学ぶことで、学力向上に貢献出来るものと考えている。

さらに中学校、高校と学年が上がっていけば、e-ラーニングをこのゲームハードで活用することで学習に一役買うことにもなるだろう。

また、クラウドに保存することで教育を教える立場にある先生や教師の方々にとっても、学習に関する管理が容易になると考えている。そのため、Wi-Fiだけではなく将来的には携帯会社と協力し携帯会社の無線局を通してインターネットに接続出来るようにもなれば、クラウドの意義がさらに増すものとなる。

 

 

うーん、個人的には良いアイデアだと思うんだけどなあ。