「シン・ゴジラ」を見てきました。(ネタバレはあまりない)
こんばんは。シン・ゴジラはいいぞ。
……そんなテンプレネタはどうだっていいんだ! とにもかくにも、今回はこちら。
「シン・ゴジラ」です。
最初、企画始動時、ぶっちゃけ馬鹿にしてたんですよ。
「そんなことよりエヴァ終わらせろよ!」って。
でも予告とかその他もろもろ見てるうちに…「あれ? 面白いんじゃないか?」って思えてきたので、見てきました。
案の定、面白かったです。
ストーリーは単純でした。
だけれど、この単純さゆえに、のめりこみました。
そのストーリーが単純だったがゆえに、ゴジラの恐怖が伝わったといってもいいでしょう。
メインキャストも、素晴らしい人だらけ。
なんというか、特に巨災対の人々は強力な個性を持っていますね! そりゃ、ツイッターに漫画やイラストが上がるわけだ……。
音楽にも注目していただきたい。
というか、無音のところが要所要所に見られる。たとえば会議、たとえば衝撃のラスト。
要はそれって「五感の一つを使わないで、残りの五感で感じてほしい」という意味合いが込められていると思うのです。聴覚を使わないなら、なにで映画を楽しめばいいか。それは簡単です。目。視覚になります。もちろん会議シーンは声がありますが、音楽の有り無しじゃ感じ方が違うことでしょう。でも、あの映画の会議シーンは敢えて難しい単語を並べつくした。専門家じゃないとわかんねーよ!ってくらいに。
ゴジラっぽさもある。エヴァっぽさもある。そして、それ以外の新要素もある。
そんな映画だと思います。
エヴァの曲が使われてるところが要所有ります。それは複数回使われるのですが、どれもアレンジがかけられています。最初は、アレンジ無し。それが使われる回数を増すにつれアレンジされ、最後の使用場面では「確かにこのBGMだけど、違う何かを感じる」という風に感じました。
あと、アメノハバキリとヤシオリ作戦について。これはネタ知らんと解らないなあって思いましたが、これよくよく考えればどちらも「ヤマタノオロチ」に関連するワードなのですよね。ゴジラをヤマタノオロチとして表現した、って感じなんでしょうか。まあ、確かにヤシオリというのはヤマタノオロチを酔わせるために使ったお酒のことをいいます。どちらも「行動不能にさせるための切り札」と考えれば共通しているのかも。
あとはなんだろう。語りたいことはいろいろとあるんだけど、最後に言いたいことと言えばこれだろうか。
「シン・ゴジラ」世界の続きと「エヴァ:Q」世界の続きは共通して一つのテーマ――「復興」というテーマでまとめられると思う。
エヴァ:Qは序・破の14年後の世界で、ニア・サードインパクトによって衰退していった世界をどう復興させていこうか、というのが次のシン・エヴァで語られるのかな……と。
対してシン・ゴジラはゴジラによって破壊(まあ、それ以外にもいろいろと…ゴニョゴニョ)された日本をいかに(ゴジラとともに共存・)復興していくかというのが、次のシン・ゴジラ2(があるとすれば……?)で語られるのかな、と。
結論から言うと、「シン・エヴァはまだか!?」という感じ。
シン・ゴジラが良かったので、エヴァ完結にもちょっと期待できますね。
じゃあのー。